下肢静脈瘤は専門病院だけでなく鍼灸院でも治療を行っています

下肢静脈瘤を治療する場合、大抵は保存療法からスタートします。
基本的にはストッキング着用などで様子を見るのですが、それでも改善されなかった時などは、特殊な器具を用いて手術を行う事もあるのです。
つまり下肢静脈瘤を治療する為には、外科手術が必要な事もあるのです。
しかし人によっては、そういった治療に抵抗感を覚えている事もあるでしょう。

ところで静脈瘤に対する治療を行うのは、何も専門病院だけではありません。
一部の鍼灸院では、その症状に対する治療を行う事もあるのです。
基本的には、ふくらはぎの自分に対して刺激を与える治療を行う事になります。
ふくらはぎの裏側の部分には、いくつかツボが存在するのです。
膝の少し下側に、照海や足三里などのツボが存在する訳です。
そこに対して鍼やお灸なので、刺激を与える事になります。
また場合によっては、かかと部分に対してお灸をする事もあります。
具体的にどのツボに対して刺激が与えられるかは、それこそケースバイケースです。
そのような治療内容になりますから、若干の痛みなどを伴うことはあります。
外科治療の場合は麻酔が行われますから、基本的には大きな痛みはありません。
それに対して若干の苦痛があるのは、鍼灸院の特徴ではあります。
その代わり、それなりに効果を発揮しているのも事実です。
下肢静脈瘤に関する治療実績がある鍼灸院などは、効果も期待できるでしょう。
外科の病院も一法ですが、状況に応じて鍼灸院を検討してみるのも一法ではあります。